JOURNAL

緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花のおすすめの飾り方-

緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花のおすすめの飾り方-

おすすめの飾り方 8月にお届けした花材はどの花材を飾っても個性の強く南国のテイストを感じることができます。一つの花瓶にまとめて飾っていただいても素敵ですし、小さな花瓶に小分けにしてもとても飾りやすいです。F. [éf]らしくユニセックスに様々な場所に合うようなテイストを意識しF. [éf]の夏を表現し束ね、お届けいたしました。個々の花材から夏を感じていていただけますと幸いです。今月のお花を1つの花瓶でまとめて飾る際は、各花材が重なり合わないように高低差をつけて届いた状態から手で優しくほぐしながら飾りましょう。届いたお花を飾り、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。1度花束をバラしてから花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の3ステップです。 おすすめの飾り方①初めにドラセナを器の口に沿わせるようにざっくりと花瓶に活けます。ドラセナと対角にポリシャスをいけて土台を作ります。 ②①で作った土台にアンスリウム、ランを活けていきます。お花はお花1つ分高さが変わるように長さを変えてまとめて飾るのがおすすめ。花が重く動く場合は土台に絡めるように活けると固定されます。③草花が風でなびくようにエミューファンとタマシダを活け、空いた手前または奥の箇所にモンステラを活けて、最後にそれぞれの花材の高さが重ならないように調整して完成です。      飾る際に枝物などで土台を作ることで、空間が出来、空いた箇所を埋めるように活けることで、お手軽にまとまりがよく飾ることができます。土台の枝物に引っ掛けるように花材を活けていくことで自然にお花が留まりたい場所に動いてくれます。2本以上同じ花材がある場合は、同じ箇所にまとめて飾るグルーピング、または対角線を意識して「手前に1本活けたら奥にも1本、右に活けた左に1本」のように飾るとお手軽に飾れます。 お花を素敵に飾るコツは、ざっくりと自然や偶然に任せて活けることです。器に花材を活けるときっとぐるんと花や葉、枝の重さで自分の好きな箇所に固定するのは難しいかと思います。 無理やり花材を固定するのではなく、花材の場所は、花材がいきたいように花材に任せて、花材に合わせて会話するように花材を器に足してくのがおすすめです。お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合い、飾り手が美しいと思う形にてお花との暮らしをお楽しみください。
view more
緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花の楽しみ方・小分け、リーフブーケを飾る-

緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花の楽しみ方・小分け、リーフブーケを飾る-

おすすめの飾り方 ◯小分けに飾る 8月にお届けした花材は、どれも日持ちが長く、長い期間お楽しみ頂けます。特に、枝物のドラセナ、ポリシャスは観葉植物としても親しまれており清潔な状態を保ち飾ることで根が出てくるほど長くお楽しみいただけます。また、葉物のエミューファンはドライフラワーにもなり、長い期間お楽しみいただけます。1つの花瓶にまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ることで花材の魅力に気付きやすくなります。小分けに飾る際の器に決まりはありません。コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。花材を飾った際に器が倒れないようにご注意いただき、お花と器の組み合わせをお楽しみください。 今月の小分けの飾り方のポイント①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに     ①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」 お花を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。上記の写真では、草花を「1:2」を意識して飾ってみました。器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。   ②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに 上記の写真では、8月のメイン花材を1本ずつまとめて飾ってみました。お花や葉物、枝物だけをシンプルに飾ることでどんな空間にも合わせやすくなります。8月の花材は、花形、葉の形が個性的ですが、茎がまっすぐなものが多いので透明の花瓶に飾ることで花の箇所と茎のコントラストもお楽しみいただけます。飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。     ◯日持ちの長い花材をまとめて飾る 飾り始めて日にちが経つと、少しずつお花が痛んでいきます。今月の花材は、日持ちはもちろん長くお楽しみいただけるのと同時に、葉物、枝物の質感や形状がそれぞれ異なるため葉物、枝物のみで束ねるリーフブーケとしてお楽しみいただくのもおすすめの楽しみ方。 リーフブーケの作り方のポイント①モンステラの下部(茎部側)にドラセナを重ねて土台を作ります。②土台の上にエミューファンを添えてドラセナに絡めるように束ねて紐でくくって完成です。 花材がシンプルなので、それぞれが重ならないように机の上に花材を重ねていくように手前に向けて短く切って束ねるとお手軽に作れます。花瓶に飾ってリーフブーケとしても楽しめますし、逆さまに窓際などに吊るしてドライスワッグとしても楽しめます。 グリーンのみで束ねて飾ることで、より季節を感じることができる観葉植物のようにお楽しみいただけますと幸いです。
view more
緑の花がある暮らし。-7月お届けのお花のおすすめの飾り方-

緑の花がある暮らし。-7月お届けのお花のおすすめの飾り方-

おすすめの飾り方 7月にお届けしたお花の中でも特に注目していただきたいお花は、リシアンサスとバジル。リシアンサスの爽やかな花色、質感、バジルの爽やかな香りから夏の暑い季節の中の爽やかな晴れ間を表現し束ね、お届けいたしました。また、一緒に添えた枝物が作る影からも涼を感じていていただけますと幸いです。今月のお花は、届いた初日から紐を解き、花束をバラして飾るのがおすすめです。飾る際は、お花の茎をハサミで1〜2cmほど切り、高さ20cm程の大きさの花瓶に飾っていただくのがおすすめです。枝物は茎が硬いので、ハサミで茎の断面に割目を入れことでも代用可能です。1つの花瓶にまとめて飾る際は、草花と枝物が広がるように絡み合わないようにふんわりと手でほぐしましょう。届いたお花を飾り、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。1度花束をバラしてから花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の3ステップです。 おすすめの飾り方①初めにヒメミズキやスモークツリーなどの枝物を器の長さの2倍ほどの長さに切ってからざっくりと花瓶に活けてます。活ける際に対角線を意識するのがコツ。空いた箇所にバジルを挟むように活けます。 ②①で作った土台にリシアンサス、を活けていきます。花が重く動く場合は枝物に絡めるように活けると固定されます。 ③草花が風でなびくようにマウンテンミントを活け、空いた箇所にをそれぞれの花材の高さが重ならないように調整して完成です。      1つの花瓶にまとめて飾るのも複数の花瓶に分けて飾るのも、どちらも素敵に飾るワンポイントは、ざっくりと自然や偶然に任せて活けることです。はじめに枝物などで土台を作ることで、空間が出来、空いた箇所を埋めるように活けることで、まとまりがよくなりまた、土台の枝物に引っ掛けるように花材を活けていくことで自然にお花が留まりたい場所に動いてくれます。2本以上同じ花材がある場合は、対角線を意識して「手前に1本活けたら奥にも1本、右に活けた左に1本」のように活けてみてください。お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合い、飾り手が美しいと思う形にてお花との暮らしをお楽しみください。
view more
緑の花がある暮らし。-7月お届けのお花の楽しみ方・小分け、一つの花瓶に飾る-

緑の花がある暮らし。-7月お届けのお花の楽しみ方・小分け、一つの花瓶に飾る-

おすすめの飾り方 ◯小分けに飾る 7月にお届けした花材は、どれも日持ちが長く、長い期間お楽しみ頂けます。特に、枝物は枝ぶりを活かすために早い段階から小分けに飾られるのがおすすめです。1つの花瓶にまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ることで花材の魅力に気付きやすくなります。小分けに飾る際の器に決まりはありません。コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。花材が倒れないように自分の心が落ち着く、または楽しめるきっかけになりますと幸いです。 今月の小分けの飾り方のポイント①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに     ①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」 お花を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。上記の写真では、草花を「1:2」を意識して飾ってみました。器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。   ②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに 上記の写真では、枝物だけまとめて飾ってみました。お花や枝物だけシンプルに飾ることでどんな空間にも合わせやすくなります。夏の時期は、葉に霧吹きをすることで長く楽しめます。霧吹きは、リシアンサスなど他のお花にとっては、夏の暑い季節と相まって花材にダメージを与えてしまうことがありますので小分けに分けて飾ってから霧吹きをされることをお勧めいたします。飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。     ◯花材が減ったらまとめて飾る 飾り始めて日にちが経つと、少しずつお花が痛んでいきます。痛みが目立つ花材は、早めに取り除き、お手元に花材が少なくなってきたら小分けにして楽しんでた花材を1つの花瓶にまとめて飾るのがおすすめです。お花が届いて20日を過ぎると、ポツポツとお花が痛んでいきますので痛んだ花材にいち早く気づくためにも1つの器にまとめるのがおすすめです。リシアンサスは、花の形が個性的なので際立つようにドーム状のようにこんもりと丸く花の高さを揃えて、草花の花材などを飛び出させて飾るのがおすすめです。1つの花瓶にまとめる際は、Day1の飾り方と同様、高低差を意識して飾ることで、お花同士が重ならず、各花材を最後まで変化を楽しむことができます。  
view more
緑の花がある暮らし。-7月お届けの花材紹介-

緑の花がある暮らし。-7月お届けの花材紹介-

今月お届けのお花 ※夏の暑い季節は、輸送中に稀にお花がしおれた状態になってしまうことがあります。しおれた状態で届いた場合は、1度花材の茎を1cmほどハサミで切っていただき、たっぷりのお水が入った花瓶に飾っていただき直射日光のあたらない涼しい場所で半日ほど休ませてあげることで元気な状態に戻ります。半日ほど様子を見ていただきみずみずしさが戻らない場合は、お手数をお掛けいたしますがF. [éf]お問い合わせフォームまでご連絡をお願い申し上げます。 リシアンサス〈品種名:エグゼグリーン〉〈生産地:長野県 プレミアムグリーン〉 初夏から夏にかけて旬の季節を迎えるリシアンサス。日本ではトルコのターバンに花形が似ていることからトルコキキョウとしても呼ばれ親しまれているお花です。リシアンサスは、1本の茎に2〜3輪のお花をつけ、日持ちもとてもよく、華やかさと日持ちを兼ね備えたお花です。オランダで10年に1度行われている世界的な花卉の品評会でも日本のリシアンサスは金賞を何度も受賞していることから日本のリシアンサスは、世界的に見ても日本が品種改良、生産品質でトップの品質を誇っています。 今回は、国内で作られたリシアンサスの品種の中から今の時期バイヤーオススメの生産者様を選りすぐりお届け致します。リシアンサスの花持ちの目安はフレッシュな状態で、約2週間〜20日程。リシアンサスはドライフラワーにはなりにくい花材でもありますので最後までフレッシュな状態で楽しまれるのをお勧めいたします。〈お手入れ方法〉・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。・花瓶のお水の量は多めがおすすめ。半分から8割ほどの水を目安に入れてください。・飾る場所は直射日光と空調の風が直接が当たらない場所が長持ちさせるコツです。・花びらに茶色のシミが出てきた場合はなるべく早い段階で手で優しく取り除いてください。・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。リシアンサスの蕾は大半は大きく咲くことはありませんが、栄養剤を使用することでお花がほころびふんわりと咲きやすくなりましす。  バジル  (第1週)〈品種名:ホリーバジル〉〈生産地:栃木県 カクタ花農場〉      (第3週)〈品種名:アフリカンブルーバジル〉〈生産地:千葉県 折原正則〉 食用のハーブとして有名なバジル。食用しても親しまれているホーリーバジル甘い香りと穂のような花が特徴。今月お届けのお花には香りが弱いものが多いため、葉物など合わせて飾ることで見た目も香りも楽しむことができます。日持ちは、フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は約1週間〜10日ほどお楽しみいただけます。根が生え始めると花持ちがとても良くなり1ヶ月以上お楽しみいただけます。 明るい日差しの入る場所に飾ると茎の先端から根が生えてくることもあります。根が生えるとお水替えのみでしばらく楽しむことができます。土に植える場合は、春まで暖かい場所に置いていただき春になったら外に出していただくと鉢植えとしても楽しむことができます。   〈お手入れ方法〉・お水が好きな草花なので、お水替えのタイミングで茎を必ず切ってお水の吸い口を新しくすることで長くお楽しみいただけます。・飾っているとクタっとする場合があります。その場合は紙に包み1時間ほど新しい水を入れた花瓶に飾ってお水を吸わせてください。・葉を触れて萎れた質感の場合は、茎の長さをバッサリと半分ほどにして飾ってあげることで元気な状態に戻ることがあります。・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で逆さまにして乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。花の部分がポロポロと取れやすいので要注意してください。 マウンテンミント〈生産地:長野県 ながのみゆき農協〉 淡いグリーンに爽やかな香り楽しめる葉物、マウンテンミント。ミントと名前についていますが、ミントの仲間ではなく、香りが似ていることからマウンテンミントと呼ばれるようになりました。切花では初夏から夏の季節しか出回らず、1年の中でも流通期間の短い花材でもあります。爽やかな花色のリシアンサスや透け感のある枝物のどちらも相性が抜群です。フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、1週間〜2週間程。〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。 スモークツリー〈生産地:山形県 さがえ西村山〉 ふわふわの花を咲かせる初夏の短い間しか出回らない枝物スモークツリー。別名煙の木とも言われドライフラワーとしてもお楽しみ頂ける枝物です。フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、5日程お楽しみいただけます。1週間ほど経つとドライフラワーになります。触れるとパリパリと崩れやすいので注意してください。 〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・お水の量は、半分から6分目の少しお多めがおすすめ。・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。     (第1週お届け) ヒメミズキ〈生産地:群馬県 中島園芸〉  初夏から出回り始めるヒメミズキは、葉が芽吹き緑から赤茶の色彩がとても美しい枝物です。透け感のある繊細な枝ぶり、葉の形からとても飾りやすい枝物です。葉の形がとても素敵なので、生花としての楽しみ方以外に押し花や創作などにもよく使われています。フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、10日〜2週間程お楽しみいただけます。 〈お手入れ方法〉 ・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・お水の量は、半分から6分目の少しお多めがおすすめ。・定期的霧吹きを葉にすることで青々しい葉を維持できます。・葉に触れてパリパリとする場合、もしくは黄色に変色した場合は手で葉の根元から取り除いてください。・3〜5日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。茎が硬くお手持ちのハサミで切り戻しがむずかしい場合は、茎を縦に割目を入れるのでも代用可能です。下記の写真をご参考ください。     (第3週お届け ユキヤナギ〈生産地:茨城県 水郷つくば農協〉  ...
view more
緑の花がある暮らし。-6月お届けの花材紹介-

緑の花がある暮らし。-6月お届けの花材紹介-

今月お届けのお花アジサイ〈品種名:ラプソディー〉〈生産地:神奈川県〉 アジサイ〈品種名:レモンキス〉〈生産地:神奈川県〉 アジサイは6月の1ヶ月間という短い期間に旬を迎えます。切花のアジサイには大きく分けて2種類のアジサイがあります。1つは、街中で古くから植えられているアジサイと同じ「西洋アジサイまたはガクアジサイ」、もう一つは園芸用に品種改良された「秋色アジサイ」があります。西洋アジサイは、一般的なアジサイで、花を触れた際にみずみずしい質感のアジサイです。こちらのアジサイは、ドライフラワーには向かない品種で、ドライフラワーにすると茶色く変色しおれてしまうのが特徴です。秋色アジサイは、花に触れた際の質感が少しカサついているパサパサとした質感が特徴です。秋色アジサイは名前に「秋」がついている通り、鉢物では6月から10月ごろまでお花が枯れずに少しずつ色の移り変わりを楽しめるお花です。長く楽しめるお花なので、ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。今回お届けしたアジサイはフレッシュな状態で、日を追うごとに少しずつ深い緑色に色付いていきます。フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、約2週間〜20日程。ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。アジサイは、飾る環境によりお花が萎れてしまうことがあります。その際は、下記のお手入れ方法をご参照ください。〈お手入れ方法〉・お手入れ方法は、お水替えの際に2cm程茎をハサミまたはナイフ、カッター斜めに切るようにしてください。その際、白いワタを刃物の先端で取り除くとよりお水を吸いやすくなります。・お水の量は、半分〜7割ほどの多めがおすすめ。・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。   お手入れ① 〈茎の切り方・断面〉 お手入れ② 〈茎の切り方・ワタの取り方〉・アジサイは、綺麗なお水を好みますので花瓶のお水の水換えの頻度は、2〜3日に1度。濁ったお水で飾り続けると花首が下を向いてしまうことがあります。その際は、同じく茎を2cmほど斜めに切り、たっぷりの綺麗なお水が入った花瓶に飾っていただきますと元気になることがあります。・花瓶のお水の量は多めがおすすめ。半分から8割ほどの水を目安に入れてください。・花びらに茶色のシミが出てきた場合はなるべく早い段階で手で優しく取り除いてください。・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。    〈アジサイが萎れてしまったら〉 アジサイの水揚げ方法はたくさんございます。F. [éf] ではお手軽に、いつでも誰でもできる方法をご提案しております。アジサイが萎れてしまった際は以下の2つの方法のうちどちらかをお試しいただけますと幸いです。 HOW TO CARE① 飾っているアジサイが萎れてしまったら、茎を日々のお手入れ方法と同様に切り戻していただき、写真のようにお届けした白い紙などでお花を包み風と直射日光の当たらない場所に置いてください。2〜3時間ほど置いていただくとお水を吸い上げてみずみずしい状態に戻ります。大きな花瓶をお持ちの方は、茎を切り戻した後に、アジサイのお花の先端まで全体がお水に浸かるようにそのままの状態で2〜3時間ほど浸けていただくだけでもみずみずしさがが戻ります。 HOW TO CARE②    お花が萎れてしまった場合は、茎の先端をハサミで切ったのちに、上記の写真のようにお花が浸かるような器に2〜3時間ほど花までお水で浸かるようにしていただくとみずみずしさが戻ります。ぜひお試しください。 ハツユキソウ 〈生産地:長野県 G長野〉   初夏を彩る草花、ハツユキソウ。明るい緑色の葉に白い縁取りが初夏のお花との相性が抜群です。ハツユキソウは、ユーフォルビアの仲間で、ユーフォルビアにはクリスマスに彩るポインセチアなどもあります。茎や葉を切ると白い液体が出てきます。肌が弱い方は、肌が荒れてしまうことがございますので、白い液体に触れた際は水で洗い流してください。フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜10日程。〈お手入れ方法〉・比較的丈夫なお花なのでお水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる葉は取り除きましょう。・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。 ミント〈品種名:スペアミント又はアップルミント〉〈生産地:千葉県 折原園芸〉  ミントは、料理からお菓子まで幅広い年代に親しまれています。葉に触れると清涼感のある香りがします。今回は、ミントの中でもアップルミントをお届けいたしました。また今月のお花は、香りが少ない花材なのでお花と一緒に飾っていただけくと華やかさに香りもお楽しみいただけます。フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、10日〜2週間程お楽しみいただけます。日当たりの良い場所に飾ることで茎から発根することがあります。     〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・お水の量は、半分から6分目の少しお多めがおすすめ。・葉に触れてパリパリとする場合、もしくは黄色に変色した場合は手で葉の根元から取り除いてください。・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。・茎から根が生えてきた場合、ミントのみを別の花瓶に移し明るい場所にて清潔なお水で管理していただきますと長くお楽しみいただけます。...
view more
緑の花がある暮らし。-6月お届けのお花のおすすめの飾り方-

緑の花がある暮らし。-6月お届けのお花のおすすめの飾り方-

おすすめの飾り方 6月の花材は、一つの花瓶にまとめてどさっと飾っていただいてもお手軽に季節を感じることができますし、各花材を1本ずつ小さな花瓶に小分けにしてもとても飾りやすくなっております。 今月のお花を1つの花瓶でまとめて飾る際は、各花材が重なり合わないように高低差をつけて届いた状態から手で優しくほぐしながら飾りましょう。枝物は、動きを活かし流れるように飾っていただきたいため、他の花材より長めの状態でお送りしております。お届けいたしましたお花を飾る際は、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。1度花束の紐を解いてから花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の2ステップです。おすすめの飾り方①初めに広がりのある枝物(ギンヨウグミやドウダンツツジ)を器の高さの2倍ほどの長さに切り、器の口に沿わせるようにざっくりと花瓶に活けてます。その後、正面にアジサイを活け、花材を飾る土台(ベース)を作ります。     ②①で作った土台にスグリやキイチゴなど縦に伸びた枝物を活けていきます。スグリは実がついている為、実が正面から見えるように長めに飾るのがおすすめ。 ③最後にスモークグラスやハツユキソウ、ミントなどの草花を飛び出させるように活けて、枝物の重なりを手でほぐして完成です。   飾る際に枝物や大きめの花材などで土台を作ることで、引っ掛かりが出来、その花材に引っ掛けるように花材を活けていくことで、お手軽に活けることができます。 アジサイはお花が重いため、飾る際に動いてしまうことがあるので、土台の枝物に引っ掛けたり、花瓶の淵に立てかけて花材を活けていくことで自然に花材が留まりたい場所に動いてくれます。 2本以上同じ花材がある場合は、同じ箇所にまとめて飾るグルーピング、または対角線または三角形を意識して「手前に1本活けたら奥にも1本、右に活けた左に1本」のように飾ると素敵にまとまります。 お花を素敵に飾るコツは、ざっくりと自然や偶然に任せて活けることです。今月お届けの花材は枝物が多く飾った際になかなか思ったところに留まらず、ぐるんと動き、自分の好きな箇所に固定するのは難しいかと思います。 無理やり花材を固定するのではなく、花材の場所は、花材がいきたいように花材に任せて、その花材に合わせて会話するように花材を器に足してくのがおすすめです。お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合い、飾り手が美しいと思う形でお花との暮らしをお楽しみください。  
view more
緑の花がある暮らし。-6月お届けのお花の楽しみ方-

緑の花がある暮らし。-6月お届けのお花の楽しみ方-

おすすめの楽しみ方 1.複数の花瓶に小分けに飾る 今月の花材は形状が異なりながら色調が近い花材の組み合わせなため、1つの花瓶にお花と合わせてまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ってもまとまりがよく、花材の魅力にもより気付きやすくなります。小分けに飾る際の器に決まりはありません。コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。上記の写真では、ワインボトル、牛乳瓶、ジャムの瓶の瓶に飾ってみました。花材が倒れないように自分の心が落ち着く箇所に活けてみてください。お花のある生活が楽しめるきっかけになりますと幸いです。 今月の小分けの飾り方のポイント①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに   ①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」 お花や枝物を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。上記の写真では、ワイン瓶に「1:2」のバランスを意識して飾ってみました。「1:2」のバランスで飾ることで、器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。 「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。    ②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに 上記の写真では、小さい花瓶にハツユキソウとブルーベリーの2種でシンプルに飾ってみました。お花や枝物だけを1種類でシンプルに飾る飾り方も素敵ですし、季節が合った花材でしたら3種類ほどの少ない品種数で1つの花瓶に飾るのもおすすめです。飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。   2.花材が少なくなったら花瓶にまとめて楽しむ  飾り始めて日にちが経つと、少しずつお花が痛んでいきます。痛みが目立つ花材は、早めに取り除き、お手元に花材が少なくなってきたら小分けにして楽しんでた花材を1つの花瓶にまとめて飾るのがおすすめです。お花が届いて20日を過ぎると、ポツポツとお花が痛んでいきますので痛んだ花材にいち早く気づくためにもまとめて飾るのがおすすめです。上記の写真では、一番長持ちするドウダンツツジを花瓶に1種類で飾り、他の花材は1つの花瓶にまとめて飾ってみました。ドウダンツツジは、リビングに飾れるように長く横に広がりが出るように、アジサイや草花を活けた花瓶はダイニングなど身近なところに飾れるようにこんもりとコンパクトに飾ってみました。1つの花瓶にまとめる際は、Day1の飾り方と同様、高低差を意識して飾ることで、お花同士が重ならず、各花材を最後まで変化を楽しむことができます。   ぜひお試しください。
view more
緑の花がある暮らし。-5月お届けのお花のおすすめの飾り方-

緑の花がある暮らし。-5月お届けのお花のおすすめの飾り方-

おすすめの飾り方 5月の花材は、一つの花瓶にまとめてどさっと飾っていただいてもお手軽に季節を感じることができますし、各花材を1本ずつ小さな花瓶に小分けにしてもとても飾りやすくなっております。 今月のお花を1つの花瓶でまとめて飾る際は、各花材が重なり合わないように高低差をつけて届いた状態から手で優しくほぐしながら飾りましょう。ヒメリョウブは、流れるように飾っていただきたいため、他の花材より長めの状態でお送りしております。お届けいたしましたお花を飾る際は、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。1度花束の紐を解いてから花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の2ステップです。おすすめの飾り方①初めに葉物(タラスピ、ゼラニウム)、枝物(ヒメリョウブ、ポリシャス)を器の高さの2倍ほどの長さに切り、器の口に沿わせるようにざっくりと花瓶に活けて後にいける花材の土台を作ります。     ②①で作った土台にバラ、小花を活けていきます。飾り方は、中心手前にSPバラを飾り、空いた空間にSTバラを活け、小花はお花より1輪分長く飛ばすように活けるのがおすすめです。 飾る際に枝物や重めの花材などで土台を作ることで、空間が出来、空いた箇所を埋めるように花材を活けていくことで、お手軽にまとまりがよく飾ることができます。 今回の場合は、ヒメリョウブ、ポリシャスなどを初めに活けると飾りやすいです。バラはお花が重いため、飾る際に動いてしまうことがあるので、土台の枝物の間や、枝物に引っ掛けるように花材を活けていくことで自然に花材が留まりたい場所に動いてくれます。 2本以上同じ花材がある場合は、同じ箇所にまとめて飾るグルーピング、または対角線または三角形を意識して「手前に1本活けたら奥にも1本、右に活けた左に1本」のように飾ると素敵にまとまります。 お花を素敵に飾るコツは、ざっくりと自然や偶然に任せて活けることです。今月お届けの花材は枝物が多く飾った際になかなか思ったところに留まらず、ぐるんと動き、自分の好きな箇所に固定するのは難しいかと思います。 無理やり花材を固定するのではなく、花材の場所は、花材がいきたいように花材に任せて、その花材に合わせて会話するように花材を器に足してくのがおすすめです。お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合い、飾り手が美しいと思う形でお花との暮らしをお楽しみください。
view more
緑の花がある暮らし。-5月お届けのお花の楽しみ方-

緑の花がある暮らし。-5月お届けのお花の楽しみ方-

おすすめの楽しみ方 1.複数の花瓶に小分けに飾る 今月のメイン花材のバラは、春のお花の中でも比較的長くお楽しみいただける花材となっております。今月の花材は形状が異なりながら色調が近い花材の組み合わせなため、1つの花瓶にお花と合わせてまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ってもまとまりがよく、花材の魅力にもより気付きやすくなります。小分けに飾る際の器に決まりはありません。コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。上記の写真では、ワインボトル、牛乳瓶、ジャムの瓶の瓶に飾ってみました。花材が倒れないように自分の心が落ち着く箇所に活けてみてください。お花のある生活が楽しめるきっかけになりますと幸いです。 今月の小分けの飾り方のポイント①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに   ①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」 直線的な枝物や花材は、2種ほどの花材でシンプルに活ける飾り方がお手軽で綺麗に飾れます。お花や枝物を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。上記の写真では、サイズの異なる花瓶にて「1:2」のバランスを意識して飾ってみました。器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。    ②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに 上記の写真では、小さい花瓶にバラとタラスピを飾りアクセントに小花を添えてをシンプルに飾ってみました。お花や枝物だけを1種類シンプルに飾る飾り方も素敵ですし、季節が合った花材でしたら3種類ほどの少ない品種数で1つの花瓶に飾るのもおすすめです。飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。   2.ドライスワッグにして楽しむ  F. [éf]では、生花でお花を楽しんだ後にドライスワッグとしての楽しみ方をご提案しております。今月は、どの花材も綺麗な状態でドライフラワーにもなる花材となっているため、お手軽なドライスワッグの作り方をご紹介いたします。ドライスワッグの作り方は3ステップ。必要な道具は、ハサミと紐(花束のラッピングの紐や麻紐など)。①長めの枝物をほうき状に並べて5cmほどずらしながら葉物を交ぜて重ねます。重ねる際は、茎の位置がしっかりと重なるように意識し、利き手とは反対の手で重なった茎元の箇所を握ります。 ②①で握った枝物と葉物に、2種類のバラをそれぞれ上に重ねていき、まとめて握っていきます。 ③最後に茎元に短い葉物、枝物を添えて、各花材が重ならないように調整し、握っている箇所を紐できつく結び、完成です。   作り方のポイントは、「花材に階段状に高低差をつける」です。紐を結ぶのが難しい場合は、握った箇所を輪ゴムで先に束ねてから紐で結ぶと簡単に結べます。  お水を入れた花瓶や器に飾ることで縦長のスタイリングのブーケとしてもお楽しみいただけます。 また、風通しの良い場所に飾ることでより綺麗な状態でドライフラワーになっていきます。ぜひお試しください。
view more
緑の花がある暮らし。-5月お届けの花材紹介-

緑の花がある暮らし。-5月お届けの花材紹介-

今月お届けのお花 バラ〈品種名:スタンダード咲き:グリーンフィールド〉〈生産地:静岡県 掛川農協〉 バラ〈品種名:スプレー咲き:コンキュサーレ〉〈生産地:愛知県 ひまわり農協〉 年に2回、春と秋に旬を迎えるバラ。バラは古くより親しまれ現在では約3000種類を越す品種があるとされています。その中でも緑色の品種は100種類もなく珍しい色のバラとされています。春のバラと特徴は、花びらの発色と花のボリューム。1年の中で最も大きく、旬ならではの表情を見せてくれます。市場に流通するバラには2種類あり、1本の茎に1つのお花をつける「スタンダード咲き」と1つの茎に複数のお花をつける「スプレー咲き」があります。どのバラも人の手を加えず自然の状態で育てると、1本に複数のお花を付け、スプレー咲きの状態になります。生産者の技術により、複数ついたお花を摘むことで残ったお花に養分が行き渡り充実した1輪のスタンダード仕立てのバラが出来上がります。スプレー仕立てのバラは、自然な状態で出来上がるのではなく、こちらも成長の段階でお花を詰むことで、お花の付き方が大きく変わります。生産者の細やかな手業により私たちが花瓶に飾りやすく最後まで楽しめるバラが作られます。今回は、春のバラを感じていただくのと同時に、バラの仕立てによる違いをお楽しみいただけますと幸いです。フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、約2週間〜20日程。涼しい場所に飾り、切り花栄養剤を使用した場合より長く綺麗な状態でお楽しみいただけます。ドライフラワーとしてお楽しみいただく場合は、満開の状態で花瓶から離だし逆さまに吊るすことで綺麗な状態でドライフラワーとしてお楽しみいただけます。目安としては、到着後1週間経過したタイミングがおすすめです。〈お手入れ方法〉・お手入れ方法は、お水替えの際に1cm程茎をハサミで切るようにしてください。・バラは、綺麗なお水を好みますので花瓶のお水の水換えの頻度は、2〜3日に1度。濁ったお水で飾り続けると花首が下を向いてしますことがあります。その際は、茎を3cmほど切り、たっぷりの綺麗なお水が入った花瓶に飾っていただきますと元気になることがあります。・花びらに茶色のシミが出てきた場合はなるべく早い段階で手で優しく取り除いてください。 ・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。 トリフォリウム 第1週お届け〈品種名:花うさぎ〉〈生産地:大分県 おおいた農協〉 トリフォリウム 第3週お届け〈品種名:クリスタルキャンドル〉〈生産地:福岡県 福岡八女農協〉   春に花を咲かせるクローバーの仲間であるトリフォリウム。花ウサギは、大分県のオリジナル品種となっており珍しい花材です。グレーのふわふわなお花はドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。クリスタルキャンドルは、この時期、ピンクやイエローの花を咲かすクローバの園芸品種でこちらも流通の少ない白色のクローバーのお花となっております。クリスタルキャンドルは、みずみずしいお花なのでドライフラワーにはなりにくくいので、ドライフラワーとしてお楽しみになる場合は、乾燥剤や、押し花などにしていただくときれいな状態で楽しめます。フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜10日程。〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる葉は取り除きましょう。・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。   ナズナ〈品種名:タラスピ〉〈生産地:香川県 F.U.Kagawa〉   春の七草や野草としてお子様から大人まで親しまれている「ナズナ」ナズナも春のお花を彩る花材としても人気の花材です。ナズナの中でも、花が小さく繊細な印象の品種「タラスピ」をお届けしました。国内で流通するタラスピは輸入のものが多く、通年を通してイスラエルなどから届きますが、春から夏にかけては国産のタラスピが出回ります。国産のタラスピの特徴は、花、茎のみずみずしさです。ぷっくりとした小花や先端の動きのある仕立ては可憐な印象を与えてくれます。どの花材とも相性が良く、他の花材1本とタラスピを合わせるだけで春らしい組み合わせになります。フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、2週間〜3週間程お楽しみいただけます。ドライフラワーとしても綺麗になるので、フレッシュな状態で楽しまれた後は是非お試しください。 〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・葉に触れてパリパリとする場合、もしくは黄色に変色した場合は手で葉の根元から取り除いてください。・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。    ゼラニウム〈生産地:千葉県 青木園芸〉 ガーデニングでも親しまれているゼラニウム。西洋でも窓辺に飾られることが多く、国内では今の時期に赤からピンク色のお花を咲かせます。爽やかな香りのするハーブの中でも甘く、複雑な香りが楽しめます。香りは、葉物の側にいるだけでも感じることができますが、葉に触れて香りを嗅ぐとより感じることができます。フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、10日〜2週間程お楽しみいただけます。 〈お手入れ方法〉・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。・お水の量は、1/3から半分ほど少なめがおすすめ。・2〜3日に一度お水変えを行い、水替えの際は必ず1cmほど茎の切り戻しをしてください。 ヒメリョウブ〈生産地:埼玉県 矢作 春善〉 春から初夏にかけて出回る枝物、ヒメリョウブ。リョウブとヒメリョウブが同じ季節に市場に出回りますが、2つともリョウブの名前が付きますが別の種類の植物になります。ヒメリョウブは、別名花リョウブともいい白い穂の形状のお花を咲かせます。しっかりとお手入れをすることでお花ばゆっくりと開花していき、ふわふわとした形状になります。フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、1週間〜2週間程。〈お手入れ方法〉・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。・お水を吸いやすいので花瓶のお水の量は6分目ほどの少し多めがおすすめ。  ポリシャス〈生産地:タイ〉 青々しい緑に切れ込みのある葉の形が涼しげな枝物、ポリシャス。観葉植物などで親しまれている、アフリカから東南アジアなど暖かい地域原産の植物です。新芽が明るい緑色で飾っているうちに新芽が増えていくのも切花のポリシャスの楽しみ方の一つ。暖かい地域原産の植物ゆえ、空調などの冷気を浴びると葉が黒く変色し落葉するのでご注意ください。 〈お手入れ方法〉・汚れたお水に飾り続けると茎が腐りやすいので清潔に楽しむと長く楽しめます。・お水を吸いやすいので花瓶のお水の量は6分目ほどの少し多めがおすすめ。季節は、少しずつ暖かい日が増え、春から初夏に早くも移り変わってきました。春に旬を迎えるお花は多く、あっという間に季節は初夏から夏に向けて移り変わっていきます。季節が進むことによりみずみずしいお花は少しずつ減っていき、枝物や南国系のお花が旬を迎えてきます。今回は、年に2回、春と秋に旬を迎える「バラ」をお届けいたしました。「バラ」といえども仕立て方、季節により変化があること、今回お届けいたしましたお花との出会いをお楽しみください。是非、今回お届けいたしました花材をきっかけに花材の旬の時期、お花の品質、生産者様などご興味を持っていただけますと幸いです。花材のお手入れ方法等でご不明な点がございましたら何なりとお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。
view more
緑の花がある暮らし。-4月お届けのお花の楽しみ方・小分けに飾る-

緑の花がある暮らし。-4月お届けのお花の楽しみ方・小分けに飾る-

おすすめの飾り方 複数の花瓶に小分けに飾る 今月のメイン花材のカラーは、春のお花の中でも比較的長くお楽しみいただける花材となっております。今月のお花は形状が異なる花材の組み合わせなため、1つの花瓶にお花と合わせてまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ってもまとまりがよく、花材の魅力にもより気付きやすくなります。小分けに飾る際の器に決まりはありません。コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。上記の写真では、ワインボトル、牛乳瓶、ジャムの瓶、調味料の瓶に飾ってみました。花材が倒れないように自分の心が落ち着く箇所に活けてみてください。お花のある生活が楽しめるきっかけになりますと幸いです。 今月の小分けの飾り方のポイント①縦長のラインを活かした飾り方②横へ広がりを意識した飾り方③枝物のみで花瓶に飾る   ①縦長のラインを活かした飾り方 直線的な枝物や花材は、2種ほどの花材でシンプルに活ける飾り方がお手軽で綺麗に飾れます。お花や枝物を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。上記の写真では、ワイン瓶にキイチゴの枝を「1:2」のバランスを意識して飾り、器の口元にスノーボールをまとめて飾りました。器の口元に花ものを飾ることでより、直線的な枝物の特徴が際立ちます。ラインを活かし「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。     ②横へ広がりを意識した飾り方 上記の写真では、うねうねとした動きのある花材を1つにまとめて飾ってみました。今月の花材では、カラーやモルセラを中心に横に広がるようにサクラなどを飾ってみました。動きのある花材は、無理に向きを固定するのではなく、花材に任せて花材が向きたい方向に飾り、空いた箇所に横向きの枝を飾ることでバランスが取りやすくなります。また、左右前後にバランスを取るように、偏りがないように花材を活けていくと器も安定します。   ③枝物のみで花瓶に飾る 今月のお届けのお花はフレッシュな状態で長い期間お楽しみ頂けますので、日々のお手入れで短くなった花材を集めて1つの花瓶にまとめて飾るお楽しみ方がおすすめです。上記の写真では、カラーとモルセラを抜き、枝物と日々のお手入れで短くなってしまったスノーボールで塊を作るように中央にまとめて飾ってみました。中央に華やかな塊を作ることで、枝物の流れをより強調してくれます。飾る際に、お花同士や他の花材との高さが同じになってしまうと、平面的になりお花の魅力が伝わりにくくなってしまうため、花材同士の高低差を意識して飾るとまとまりがよくなります。また、花材を短く切ってコンパクトに飾ることで、花材に新しいお水が行き渡りやすくなり、みずみずしさが戻ることもあります。寝室や食卓などの身近なところに飾りやすくなり生花の最後の変化を感じることができます。  是非お試しください。
view more