緑の花がある暮らし。-9月第3週お届けの花材紹介-

今月お届けのお花

※輸送中の配送事故等で、稀にお花に破損、または萎れた状態になってしまうことがあります。傷んだ状態で届いた場合は、1度花材の茎を1cmほどハサミで切っていただき、たっぷりのお水が入った花瓶に飾っていただき直射日光のあたらない涼しい場所で半日ほど休ませてあげることで元気な状態に戻ります。半日ほど様子を見ていただきみずみずしさが戻らない場合は、お手数をお掛けいたしますがF. [éf]お問い合わせフォームまでご連絡をお願い申し上げます。

 

〈品種名:ロサーノライム〉〈生産地:マレーシア〉


 〈品種名:ワッツアップ〉〈生産地:群馬県 あがつま農協〉

 

9月は、菊を用いて厄払いや長寿祈願を行う重陽の節句やお彼岸など菊にふれる機会が最も多い月でもあります。
菊は、世界でもお祝い事によく使われる花材となっておりアジアだけではなく、欧米でもデイユースからお祝い事までよく菊を使った花束が用いられます。
今月は、菊の中でも華やかな洋菊(マム)をお届けいたします。
そんなマムは、品種開発が盛んに行われており日々変わった花形のお花、日持ちの長い品種が世に出回ります。
今回はダリアのような華やかな花型のデコラ咲きの1本の茎に1輪つける大輪のマムと、ボールのようなポンポン咲きの1本の茎に複数のお花をつけるスプレー仕立ての2種類のマムをお届けいたします。
一輪挿しでデコラ咲きのマムを1本飾っていただいても素敵ですし、スプレー仕立てのマムのお花を茎から切り分けて短くお花をまとめて飾る楽しみ方もできます。

マムは初秋から春にかけて旬の時期を迎えます。
今の時期の最高品質のマムをF. [éf]のバイヤーが厳選しお届けいたしました。
最高品質のマムならではのお花のサイズ感、質感、日持ちをお楽しみください。

マムの花持ちの目安はフレッシュな状態で、約10日〜2週間程。
マムはドライフラワーにはなりにくい花材でもありますので最後までフレッシュな状態で楽しまれるのをおすすめいたします。



〈お手入れ方法〉
・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量は少なめがおすすめ。茎の先が5cmほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・飾る場所は直射日光と空調の風が直接が当たらない場所が長持ちさせるコツです。
・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。

 

ケイトウ〈品種名:メロンソルベ〉〈生産地:埼玉県 伊志井園芸



 

布のビロードのような独特な質感のお花、ケイトウ。
秋の季節でしか出回らない秋を代表するお花です。
ケイトウを飾る際に稀に、黒いゴマのような粒が落ちてくることがあります。
この黒い粒は、種となっており、花の下の箇所に種が付いていることがあります。
土に撒くと芽が出てくることもありますのでもしご興味がある方はお試しください。
ケイトウは、ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。
日持ちは、フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は約10日〜2週間ほどお楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量は少なめがおすすめ。茎の先が5cmほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・飾る場所は直射日光と空調の風が直接が当たらない場所が長持ちさせるコツです。
・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。


ワレモコウ〈品種名:朝霧〉〈生産地:山形県 みちのく農協


 

秋の合わせの小花として親しまれているお花、ワレモコウ。
1年の中で秋の季節でしか出回らない季節を代表するお花です。
茶色いブラシのような箇所の一つ一つがお花となっており、赤みがかった茶色から咲き進むと黒に近い茶色に変化していきます。
ワレモコウは、ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。
日持ちは、フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は約10日〜2週間ほどお楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量は少なめがおすすめ。茎の先が5cmほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・飾る場所は直射日光と空調の風が直接が当たらない場所が長持ちさせるコツです。


スモークグラス〈生産地:福岡県 ふくおか八女農協〉

猫じゃらしのような形状の草花のスモークグラス。
イネ科の植物で、猫じゃらしとも同じ仲間の花材です。
スモークグラスはふんわりと広がった穂が特徴で、風になびく姿が素敵な花材です。
ドライフラワーとしてもそのままの状態でお楽しみいただけます。
フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、2週間〜20日程。



〈お手入れ方法〉
・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。


ユキヤナギ〈生産地:茨城県 水郷つくば農協〉

 

街中で街路樹でも見かけるユキヤナギ。
春には白い小花が咲いていき、秋には赤く紅葉をします。
細かい葉としなやかな枝が秋の花を引き立ててくれます。
ユキヤナギは、飾っていると葉が散ってしまうことがあります。
葉が散り始めたら鑑賞期間が終わりに近づいている目安となります。
フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、2週間〜20日程。

ドライフラワーには綺麗な状態でなりますが、葉に触れると散りやすいのでご注意ください。



〈お手入れ方法〉
・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。
・枝の先端から傷んでくるため、フレッシュな状態で楽しむ場合は、先端の葉を触っていただき黒く変色した箇所やカサカサとした箇所をハサミで取り除くことでより長くフレッシュな状態でお楽しみいただきます。

 

ディアボロ〈生産地:茨城県 JA常陸大宮〉

 

テマリシモツケの仲間である、ディアボロ。
初夏には白や赤の小花が咲いていき、花や実をつけた状態でも流通があります。
切れ込みのある葉と深い色合いが秋の花を引き立ててくれます。
ディアボロは商品のご到着時や飾って時間が経つと葉の先端が下向きに萎れてしまうことがあります。
下向きに萎れてしまった場合は、茎を1cmほど鋏で切り、空調の風などが直接当たらない場所でたっぷりとお水の入った花瓶に1時間ほど飾るとお水が先端まで行き渡り元気な状態になります。
フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、2週間〜20日程。

ドライフラワーには逆さに吊るした状態で乾かすと綺麗な状態でなりますが、葉に触れると散りやすいのでご注意ください。



〈お手入れ方法〉
・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。
・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量は多めがおすすめ。たくさんお水を吸うので花瓶のお水が無くならないように注意。全体の半分ほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・枝の先端から傷んでくるため、フレッシュな状態で楽しむ場合は、先端の葉を触っていただき黒く変色した箇所やカサカサとした箇所をハサミで取り除くことでより長くフレッシュな状態でお楽しみいただきます。

 

ノバラの実〈生産地:茨城県 尾吹 嘉〉


ローズヒップでもある、ノバラの実。
バラの原種に近い、野バラのお花が咲いた後につける実がノバラの実です。
秋が深まると実の色は赤く色付いていきます。
とても丈夫な花材なので特別なお手入れは必要はありません。
フレッシュな状態を鑑賞する期間の目安は、2週間〜3週間程お楽しみいただけます。
ドライフラワーとしても綺麗になるので、フレッシュな状態で楽しまれた後は是非お試しください。



〈お手入れ方法〉
・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や実は取り除きましょう。
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。

 

 

 

お花の飾り方やお手入れ方法は、初めのうちは難しいものに感じることもあるかと思います。
ですがお花も生き物であり、絶対という決まりや方法はありません。
お届けしたお花と寄り添い、少しずつお花を理解していく、そんなきっかけとなっていただけたら幸いです。
F. [éf]の緑の花の定期便を通して「お花と過ごす時間」が普段の時間より少しでも豊かなものになりますように。