How to care -Day3-
花束を飾って3日目、お花のある生活はいかがでしょうか。
届いた時から、想いを注がれたお花たちはきっと綺麗に咲き輝いているはずです。 お花が届いた3日目に少しだけお手入れをしていただくと、お花は更に綺麗に咲いてくれます。
今回は、その方法をご紹介します。
1. 花瓶のお水を換えよう
より長く綺麗な状態でお花を楽しむためには「水換え」をしましょう。
お花にとって花瓶の中のお水は、人に例えると空気とも言えます。 2~3日に一度を目安に花瓶の中のお水を新しい新鮮なお水に換えましょう。花瓶のお水を換える時に花瓶を食器用洗剤で洗ってあげるのもお花が長持ちするポイントです。新鮮なお水と清潔な花瓶でお花はより綺麗に咲いてくれます。
2. 切り戻しをしよう
花瓶のお水を換えたら、一緒にお花の茎を切りましょう。 お花を飾り2~3日経つと、茎の切り口にお水の汚れが詰まってしまい、お花は大事な水分や栄養分を吸い上げることが難しくなってしまいます。
お花を元気な状態で保つためには、水換えのタイミングで茎の汚れた部分を切る、「切り戻し」が必要になってきます。切り戻しを行う際は、茎先端より5㎜から1㎝ほどをハサミで切ります。 ハサミで茎を切る手順は、水切りと同様。茎に対して斜めにスパッと切ることで切り口が大きくなり、よりお水を吸い上げやすくなります。
3. お花を飾るおすすめの場所
切り花には、得意な場所と苦手な場所があります。お花を飾ってみてちょっと元気がないな、という場合はお花の置く場所を変えてみてください。これからご紹介する3つのポイントを守ってお花を飾っていただくととお花はより長く楽しむことが出来ます。
・直射日光が当たらない場所に置く
切り花は直射日光が当たると、ぐったりと萎れた状態になってしまいます。また、花瓶のお水の温度が上がってしまい、お水が濁りやすくなります。直射日光を避けて、カーテン越しの柔らかい光が差し込む場所に置いてください。
・風が当たらない場所に置く
お花に風が当たり続けると、お花の気孔を通して体内の水分が出ていってしまい弱ってしまいます。窓から差し込むような優しい風なら大丈夫ですが、エアコンなどの風が常にお花に直接当たらないような場所に置きましょう。
・涼しい場所に置く
涼しい場所にお花を置くと、お花は呼吸を抑え、ゆっくりと咲いていきます。暖かい場所に置くと、お花は呼吸する回数が増え、早く咲いてしまいます。また呼吸をすることでお水を吸い上げるので花瓶のお水の減りも早くなります。ご自宅の中の比較的涼しい場所ですと、玄関などがおすすめです。
今回ご紹介しましたお手入れ方法は、定期的に行っていただくと驚くほどお花は長持ちします。まだまだこれからお花は少しずつですが次々と変化していきます。
これからもストーリーと共に移りゆくF.[éf]の花束をお楽しみください。
では、次は花束が届いて、Day5にまたお会いしましょう。