How to care -Day1-
F. [éf]のコンセプトは、「ストーリーのある花束」。花束一つ一つに、 花言葉や込められた想いからくる物語があります。
贈り主様の想いのこもった花束を大切に楽しんでいただくために。今回は、届いたばかりの花束の飾り方をご紹介します。
1. 水切りをしよう
花束が届いたら出来るだけ早くラッピングを外してあげましょう。
紐、カラーペーパー、保水剤を外したら、茎に付いた保水剤の中身をしっかりと洗い流しましょう。そうすることで、花瓶のお水を長く綺麗な状態で保つことが出来ます。
また、ラッピングに使われているラフィアまたは革紐を手元に残しておくと、後に花束をドライフラワーにして楽しまれる際に飾りや留め具として使用することも出来ます。
ラッピングを外した花束は、「水切り」という一手間を加えるとより元気な状態になります。
水切りは、茎をお水に浸けた状態で茎先端をハサミで切ります。 そうすることによりお水の吸い口に空気が入らず、吸い口を新しくすることが出来、お花全体にお水が行き渡りやすくなります。
水切りのステップは大きく分けて3つになります。
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水切りの手順
- お花の茎を5㎝ほど浸けることができる器とお水を用意します。
- お水を張った器の中で、茎がお水に浸かっている状態で茎先端を5㎜~1㎝ほどハサミで切ります。
- 切ったあとは、素早くお水を張った花瓶に移し替えて飾ります。
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水切りをする際は、茎をハサミで斜めに切ると水を吸い上げる茎の断面積が広がり、よりお水を吸い上げやすい状態になります。
お花を切る際は、切れ味が良い清潔な花ばさみを使用しましょう。 花ばさみがない場合は、調理用のハサミ、カッターナイフ等で代用出来ます。
また、お水を貯められる容器がない場合は、空中で茎を切って、出来るだけすぐにお水を張った花瓶に飾りましょう。
2. 花瓶を選ぼう
F. [éf]の花束に合う花瓶のサイズは、Regularの場合、15~20cm、Smallの場合10~12cmくらいの高さの花瓶がおすすめです。
花瓶を選ぶ際は、口の大きさも重要です。 花瓶の口が小さいと茎が収まりにくく、お花が窮屈な状態になります。 口径が直径10cm以上の花瓶に飾ると、お花はふんわりと自然な方向を向き、ナチュラルな雰囲気で飾れます。
手元に花瓶がない場合は、コップや空き瓶などでも代用することが出来ます。 大きめのジャムの空き瓶ですと、Smallの花束ならそのまま飾れるものもあります。 花束を解き、小分けにすることで、コップなど小さな器にも飾ることが出来ます。 器のサイズは、飾るお花の長さの1/2ほどの高さの物を選ぶのが綺麗に飾るコツです。
3. 花瓶の水の量
お花を飾る際のお水の量は、花瓶の高さの6割程度までお水を入れるのがおすすめです。 茎の大部分がお水に浸かっていると茎を痛める原因となり、お水が少なすぎると花瓶のお水が空になってしまったり、短時間でお水が濁ってしまうことがあります。
花瓶に飾った際にお水に浸かってしまいそうな葉や蕾は、お水の濁りの原因になるため取り除いて小さい花瓶などに飾って下さい。
最後に、花瓶のお水に「切り花専用の栄養剤」を使用することで、水換えの頻度を減らしお花を綺麗な状態で長く楽しむことが出来ます。
「切り花栄養剤」で検索すると、小袋やボトルタイプなどたくさんでてきます。お花を飾る機会があまりない方は、使い切りタイプの小袋。日常的に花を飾っている、 F. [éf]の花束をきっかけに花のある生活を始めたいという方はボトルタイプの切り花栄養剤がおすすめです。
今回ご紹介したお手入れ方法を2〜3日に1度の頻度で試して頂くとお花は長く綺麗に咲いてくれます。
少しでも参考になりましたら幸いです。 特別な花束を1日でも長く楽しめますように。