緑の花がある暮らし。-2月お届けのお花のおすすめの楽しみ方-
お花をお届けして20日目。日々のお手入れで花材の丈も短くなり、花材の質感、香り、お手元に残った花材など大きく変わっているかと思います。 枝物や葉物などはしっかりとお手入れを行えばまだまだフレッシュな状態でお楽しみいただけます。
お手元に残った花材でおすすめの飾り方をご紹介いたします。
フレグランススワッグ
2月にお届けいたしました葉物や枝物は、香りをお楽しみいただける花材を多く選び、お届けいたしました。
F. [éf]では、生花でお花を楽しんだ後にドライスワッグとしての楽しみ方をご提案しておりますが、今月は、香りの花材のみでドライスワッグを作ることで香りも楽しめるフレグランススワッグをご紹介いたします。
フレグランススワッグは窓際や寝室などに飾ることで、部屋に差し込む風やふとした瞬間にハーブの香りを堪能できます。
写真では、ミント、ローズマリー、ユーカリを使用しておりますが、他の花材も使用しても構いません。
ラナンキュラスは、花びらが散りやすいためスワッグには向かないのでご注意ください。
シンプルに2本などで洗面台など生活に身近な場所に飾っていただくのも大変おすすめです。
フレグランススワッグの作り方は3ステップ。
必要な道具は、ハサミと紐(花束のラッピングの紐や麻紐など)。
①ユーカリを茎元の先端を揃え、利き手とは反対の手で茎元を握ります。
②①で握ったユーカリにローズマリー、ミントをそれぞれ上に重ねていくように種類ごとにまとめて握っていきます。
③握っている箇所を紐できつく結んで、完成です。
作り方のポイントは、Day1の花瓶の飾り方と同様で、「高低差をつける」です。スワッグは吊るした際に裏面は見えなくなるため、ユーカリを1番長く、ローズマリーを次に長く、ミントを足元の順に束ねるとまとまりよく束ねられます。
紐を結ぶのが難しい場合は、握った箇所を輪ゴムで先に束ねてから紐で結ぶと簡単に結べます。
今月お届けしたお花はいかがでしたでしょうか。
約1ヶ月、お花と一緒に過ごしてお手入れや飾り方など、初めは難しいものに感じたものも少しずつ慣れましたでしょうか。
2月にお届けしたお花は、葉物や枝物などお手入れがお手軽なものから、クリスマスローズなど少しお手入れが必要なものまで様々だったかと思います。
お手入れが難しいお花は、手間がかかることからあまり飾られない方も多くいらしゃるかもしれませんが、そんなお花が弱った状態から元気な状態に戻る体験は、何事にも変えがたい喜びと、切り花が生き物であることを感じることができます。
F. [éf]の緑のお花の定期便では生花にこだわりを持ち、花材の品種、品質を厳選してお送りしています。
最後まで楽しむこと、それは生花として楽しめる短い期間の中での、その植物の瞬間の美しさを最大限に理解することだと思います。
F. [éf]の緑の花の定期便を通して、お届けしたお花と寄り添い、少しずつお花を理解していく、そんなきっかけとなっていただけたら幸いです。