セルリアの魅力

Philosophyのメイン花材の一つ、セルリア。
ツンと尖った形をしているのに、白に近い薄いグリーンをベースにほんのりとピンクに色づいて、どこか可愛らしいお花です。


(右がセルリア、左はクレマチス)

セルリアは南アフリカ原産のお花で、40種類以上もの品種があるとされています。
花びらに見える苞(ほう)の部分が重たく頭を垂れているように見える姿や、ローズマリーのようなトゲトゲとした葉も、南半球のお花らしく大変興味深い造形です。

今回使用しているセルリアは、冒頭に記載した通り、ほんのりとピンクに色付きます。その様子が頬を赤らめる人のように見えることから、「ほのかな思慕」という花言葉がつけられたと言われています。
英名では「Blushing Bride(ブラッシングブライド、はにかんだ花嫁)」という名前がついており、そのことからウエディングブーケにもよく使われるお花です。
イギリス王室の故ダイアナ妃のウエディングブーケにも使われたそうです。

セルリアは、夏の暑さにも、冬の寒さにも弱い繊細なお花でもあります。
そのため、この秋の気候の良い時期(9〜10月)に販売する花束に入れさせていただきました。

ほんのりピンクのセルリアと、夜空のような青紫のクレマチスのコントラストや、小花や実物がたくさん入った様子が新鮮なPhilosophy。
セルリアの質感をぜひ実物で体感していただきつつ、全体の雰囲気を楽しんでいただきたい花束です。

 

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