緑の花がある暮らし。-2月お届けの花材紹介-

今月お届けのお花

ラナンキュラス〈品種名:ポムロール〉〈生産地:長野県 フラワームーン〉

 

1年の中で冬から春の期間しか出回らないお花ラナンキュラス。ラナンキュラスはキュッと詰まったみずみずしい花びらとドレスのように豪華な咲き姿が特徴のお花です。
ラナンキュラスの花びらは200枚から300枚とお花の中ではもっとも花びらの枚数が多いお花とも言われています。
ラナンキュラスといえば色彩豊かなカラフルな印象を持たれるかたもいらっしゃるかと思いますが、今回は、少し珍しい葉のような光沢感を持つ花びらの品種「ポムロール」をお届けしました。
ポムロールは、咲き進むとお花の中心から黒いシベが出てきます。
花びらが反り返るようなに変化する咲き姿を最後までお楽しみください。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、約1週間〜2週間程。
涼しい場所に飾り、切り花栄養剤を使用した場合より長く綺麗な状態でお楽しみいただけます。
満開になり、咲き切るとシベを残し、花びらが散っていきます。




〈お手入れ方法〉
・ラナンキュラスの茎はみずみずしく柔らかいため、ラナンキュラス単体で花瓶に飾る場合は、花瓶のお水の量は器の1/3から半分ほどの少な目に入れるようにしてください。他の花材と一緒に飾る場合は、器の半分から6分目ほどのお水を入れてください。
・お手入れ方法は、お水替えの際に1cm程茎をハサミで切るようにしてください。
・ラナンキュラスは咲き進むに連れ、花びらが成長しお花の重さに茎が耐えられず茎が折れてしまうことがあります。伸びしまった箇所をハサミで切り短くして飾ってみてください。
・花瓶のお水の水換えの頻度は、2〜3日に1度。濁ったお水で飾り続けると茎の腐敗が進んでいきお花が痛んでしまうので注意してください。

 

 

スカビオサ 〈品種名:ピューレグリーン、グリーンナップル〉〈生産地:福岡県 ふくおか嘉穂



春に旬の時期を迎えるスカビオサは、蕾からお花が枯れた後までさまざまな姿を楽しめるお花です。
蕾の状態から咲き進むと鞠状にひとまわり大きくなり白いしべが出てきます。
花びらに元気がなくなると、花びらを優しく手で抜くとイチゴのような姿になります。
花びら抜いた状態では、ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。
花びらに元気がなくなったあとも花瓶から取り除かずに一緒に飾って変化をお楽しみください。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜10日程。


〈お手入れ方法〉
・繊細なお花なのでお水替えのタイミングで茎先1cmほどを切って花瓶に飾ってください・
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で逆さにして乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。


フリージア〈品種名:アヌーク〉〈生産地:茨城県 竜ヶ崎花卉組合〉


春に旬の時期を迎えるフリージアは、連なる蕾の形が特徴的な花材です。
1年でも春の時期しか見ることのできないお花です。
緑色の蕾が次々と色づき、爽やかな甘い香りが特徴です。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜10日程。
涼しい場所に飾り、切り花栄養剤を使用した場合、ゆっくりと先端までお花が咲き、より長く綺麗な状態でお楽しみいただけます。


〈お手入れ方法〉
・お水替えのタイミングで茎先1cmほどを切って花瓶に飾ってください・
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・咲き開き萎れたお花は、手で優しく取り除くことで先端の小さな蕾まで咲きやすくなります。
・お水の量は、1/3から半分ほどの少なめがおすすめ
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。



ナノハナ 〈生産地:千葉県 安房農協〉

 

早春に野菜としても出回る菜の花。
春の刹那に蕾の状態から楽しめるお花です。
茎が伸びながら花を咲かせるため1本で飾っても変化をお楽しみいただけます。
フレッシュな状態で鑑賞する期間の目安は、約1週間〜10日程お楽しみいただけます。  

〈お手入れ方法〉
お水の量は、1/3から半分ほど少なめがおすすめ
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。
・茎が伸びてお花が下向きになった場合は茎を半分ほどの長さに切ることで元気な状態になります。

〈品種名:バニーテール〉 〈生産地:埼玉県〉【第1週】


ふわふわな質感で丸い穂のバニーテール。
独特の質感と爽やかな色合いがが春の花との相性が抜群な花材です。
ドライフラワーとしてもお楽しみいただける花材です。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、1週間〜2週間程お楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水の量は、1/3から半分ほど少なめがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。


〈品種名:トリフォリウム クリスタルキャンドル〉 〈生産地:福岡県八女農協〉【第3週】


クローバーの仲間で春の公園などで見かけるシロツメグサと近縁のトリフォリウム クリスタルキャンドル。
動きのある花の形が春の花々を彩ってくれます。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、1週間〜2週間程お楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水の量は、1/3から半分ほど少なめがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。

 

 

〈品種名:ヒメゼンマイ〉 〈生産地:埼玉県


春のお花にぴったりなアクセントのゼンマイ。
独特の質感とフォルムがとても愛らしい花材です。
お花と飾ることで少しずつ包まれた葉が解けていきます。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、1週間〜2週間程お楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水の量は、1/3から半分ほど少なめがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。
・茎が硬いので鋏の刃を斜めに入れて切ると少ない力で切れます。


トキワガマズミ〈生産地:和歌山県 ありだ農協〉

 

春から初夏にかけて赤やピンク、白など可憐な花を咲かせ夏から冬にかけて実をつける枝物、トキワガマズミ。別名ビバーナムとしても親しまれています。
赤い粒状の箇所が花となり、夏になると赤や藍色の実になります。
春の枝物の状態では、くすんだ緑色の葉と、アクセントでの赤色の花が春のお花との相性が抜群の花材です。
フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、10日〜2週間程。

〈お手入れ方法〉
・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。
・お水の量は、半分〜7割ほどの多めがおすすめ
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。



  

ヒメミズキ 〈生産地:茨城県 常陸農協


春のお花今しか出回らない「芽吹き花材」のヒメミズキ。
胡麻のような粒のひとつひとつが花の蕾となっています。
蕾の大きさや生育分布によって「ヒュウガミズキ」や「トキワミズキ」などさまざま品種があります。
短く切って、暖かい場所に飾ると蕾が綻びやすくなります。
乾燥した場所に飾るとまれに蕾が咲かないことがございますので、霧吹きなどしていただくと先やすくなります。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、1週間〜2週間程お楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水の量は、半分から1/2からほど多めがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。
・茎が硬いので鋏の刃を斜めに入れて切ると少ない力で切れます。

  

  

ユーカリ〈生産地:愛媛県 農協〉

 

シルバーグリーンの爽やかな香りのする枝物。
フレッシュな状態では香りが楽しめ、ドライフラワーとしても色が変わらずそのままの状態でお楽しみいただける飾りやすい花材。
ユーカリの清涼感のある香りには心を落ち着かせる鎮静作用や集中力を高める効果などがあると言われています。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約2週間~3週間程お楽しみいただけます。


〈お手入れ方法〉
・お水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・お水の量は、半分から1/2からほど多めがおすすめ。
・2〜3日に一度お水変えを行い、茎の切り戻しをしてください。
・枝の先端から傷んでくるため、フレッシュな状態で楽しむ場合は、先端の葉を触っていただきカサカサとした箇所をハサミで取り除くことでより長くフレッシュな状態でお楽しみいただきます。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で逆さまにして乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。

 

 

 

お花の飾り方やお手入れ方法は、初めのうちは難しいものに感じることもあるかと思います。
ですがお花も生き物であり、絶対という決まりや方法はありません。
お届けしたお花と寄り添い、少しずつお花を理解していく、そんなきっかけとなっていただけたら幸いです。
F. [éf]の緑の花の定期便を通して「お花と過ごす時間」が普段の時間より少しでも豊かなものになりますように。

 

 

 

※輸送中の配送事故等で、稀にお花に破損、または萎れた状態になってしまうことがあります。傷んだ状態で届いた場合は、1度花材の茎を1cmほどハサミで切っていただき、たっぷりのお水が入った花瓶に飾っていただき直射日光のあたらない涼しい場所で半日ほど休ませてあげることで元気な状態に戻ります。半日ほど様子を見ていただきみずみずしさが戻らない場合は、お手数をお掛けいたしますがF. [éf]お問い合わせフォームまでご連絡をお願い申し上げます。