緑の花がある暮らし。-9月お届けのお花の楽しみ方・小分けに飾る-
おすすめの飾り方
◯小分けに飾る
9月にお届けした花材は、日持ちがいい花材を選んでおり長い期間お楽しみ頂けます。
特に、お花の中でもマムは華やかな状態で長い期間お楽しみいただける数少ないお花となっております。
1つの花瓶にまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ることで花材の魅力に気付きやすくなります。
小分けに飾る際の器に決まりはありません。
コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。
花材が倒れないように自分の心が落ち着く、または楽しめるきっかけになりますと幸いです。
今月の小分けの飾り方のポイント
①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」
②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに
①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」
お花を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。
上記の写真では、今月お届けの花材を「1:2」を意識して飾ってみました。
器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。
「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。
②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに
上記の写真では、1つの花瓶に各品種を1本ずつと、1つの花瓶にスプレー咲きのマムだけをまとめて飾ってみました。
お花や枝物だけシンプルに飾ることでどんな空間にも合わせやすくなります。
飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。
◯花材が短くなったらお花を浮かばせてみる
飾り始めて日にちが経つと、日々のお手入れで茎の長さが短くなっていきます。
マムはドライフラワーにはなりにくい花材でもありますので、茎が短くなり、花びらも傷み始めたらお花を花首で切ってお水に浮かばせる「浮き花」のお楽しみかたがおすすめです。
飾り方は、お水が1cmほど貯められる器に、マムを茎のお花の付け根から1cmほどの位置で切って器に浮かばせます。
お水に花びらが浸かるため、お水が濁りやすくなっているので1〜2日に一度の頻度で新しいお水に取り替えてください。