緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花の楽しみ方・小分け、リーフブーケを飾る-

おすすめの飾り方

◯小分けに飾る

8月にお届けした花材は、どれも日持ちが長く、長い期間お楽しみ頂けます。
特に、枝物のドラセナ、グレビレア、葉物のエミューファンはドライフラワーにもなり長い期間お楽しみいただけます。
1つの花瓶にまとめて飾るのも素敵ですが、小分けの花瓶に飾ることで花材の魅力に気付きやすくなります。
小分けに飾る際の器に決まりはありません。
コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。
花材を飾った際に器が倒れないようにご注意いただき、お花と器の組み合わせをお楽しみください。


今月の小分けの飾り方のポイント
①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」
②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに

 

 

①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」

お花を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。
上記の写真では、草花を「1:2」を意識して飾ってみました。
器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。
「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。

 

②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに

上記の写真では、8月のメイン花材を1本ずつまとめて飾ってみました。
お花や葉物、枝物だけをシンプルに飾ることでどんな空間にも合わせやすくなります。
8月の花材は、花形、葉の形が個性的ですが、茎がまっすぐなものが多いので透明の花瓶に飾ることで花の箇所と茎のコントラストもお楽しみいただけます。
飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。

 

 

◯日持ちの長い花材をまとめて飾る

飾り始めて日にちが経つと、少しずつお花が痛んでいきます。
今月の花材は、日持ちはもちろん長くお楽しみいただけるのと同時に、葉物、枝物の質感や形状がそれぞれ異なるため葉物、枝物のみで束ねるリーフブーケとしてお楽しみいただくのもおすすめの楽しみ方。


リーフブーケの作り方のポイント
①アンスリウムの葉の下部(茎部側)にドラセナを重ねて土台を作ります。
②土台の上にグレビレアを添えて、飛ばすようにエミューファンをドラセナに絡めるように束ねて紐でくくって完成です。


花材がシンプルなので、それぞれが重ならないように机の上に花材を重ねていくように手前に向けて短く切って束ねるとお手軽に作れます。
花瓶に飾ってリーフブーケとしても楽しめますし、逆さまに窓際などに吊るしてドライスワッグとしても楽しめます。

グリーンのみで束ねて飾ることで、より季節を感じることができる観葉植物のようにお楽しみいただけますと幸いです。