緑の花がある暮らし。-8月お届けのお花のおすすめの飾り方-
おすすめの飾り方
8月にお届けした花材はどの花材を飾っても個性の強く南国のテイストを感じることができます。
一つの花瓶にまとめて飾っていただいても素敵ですし、小さな花瓶に小分けにしてもとても飾りやすいです。
F. [éf]らしくユニセックスに様々な場所に合うようなテイストを意識しF. [éf]の夏を表現し束ね、お届けいたしました。
個々の花材から夏を感じていていただけますと幸いです。
今月のお花を1つの花瓶でまとめて飾る際は、各花材が重なり合わないように高低差をつけて届いた状態から手で優しくほぐしながら飾りましょう。
届いたお花を飾り、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。
1度花束をバラしてから花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の3ステップです。
おすすめの飾り方
①初めにドラセナを器の口に沿わせるようにざっくりと花瓶に活けます。ドラセナと対角にグレビレアをいけて土台を作ります。
②①で作った土台にアンスリウム、ランを活けていきます。お花はお花1つ分高さが変わるように長さを変えてまとめて飾るのがおすすめ。花が重く動く場合は土台に絡めるように活けると固定されます。
③草花が風でなびくようにエミューファンを活け、空いた手前の箇所にアンスリウムの葉を活けて、最後にそれぞれの花材の高さが重ならないように調整して完成です。
飾る際に枝物などで土台を作ることで、空間が出来、空いた箇所を埋めるように活けることで、お手軽にまとまりがよく飾ることができます。
土台の枝物に引っ掛けるように花材を活けていくことで自然にお花が留まりたい場所に動いてくれます。
2本以上同じ花材がある場合は、同じ箇所にまとめて飾るグルーピング、または対角線を意識して「手前に1本活けたら奥にも1本、右に活けた左に1本」のように飾るとお手軽に飾れます。
お花を素敵に飾るコツは、ざっくりと自然や偶然に任せて活けることです。器に花材を活けるときっとぐるんと花や葉、枝の重さで自分の好きな箇所に固定するのは難しいかと思います。
無理やり花材を固定するのではなく、花材の場所は、花材がいきたいように花材に任せて、花材に合わせて会話するように花材を器に足してくのがおすすめです。
お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合い、飾り手が美しいと思う形にてお花との暮らしをお楽しみください。