緑の花がある暮らし。-4月お届けのお花のおすすめの飾り方〈小分け・まとめて飾る〉-
おすすめの飾り方
◯小分けに飾る
4月にお届けした花材は、大きな見た目の変化は少ないものの個性的なフォルムの花材なので飾る場所に変化をもたらせてくれます。
1つの花瓶にまとめて飾るのも素敵ですが、今月の花材の個性をより感じていただくために複数の花瓶に分けて飾る、楽しみ方もおすすめです。
小分けに飾る際の器に決まりはありません。
コップやワインボトル、短い花材を飾る際は、薬の空き瓶などでも構いません。
カラーやスノーボールはお花が重いので花瓶が倒れることに注意し飾ってみてください。
飾る際のポイントは、次の2点。
飾り方のポイント
①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」
②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに
①花瓶と飾る花材の長さは「1:2」
お花を飾る際は、お花の長さを「花瓶の高さ」の2倍に切って飾るとお花も器も素敵に飾ることができます。
上記の写真では、3種類の花瓶にて「1:2」を意識して飾ってみました。
器と花材とのバランスだけではなく、花材も倒れにくく安定して飾ることができるのも魅力の一つ。
「1:2」を意識して飾ることができたら、器に合わせてお花の長さを変えて器ごとに自分の好きな飾り方を探すのも生花ならではの楽しみ方です。
②1つの器に飾る際は花材の種類をシンプルに
上記の写真では、スノーボール、ムギ、ユキヤナギの3種類のみで飾ってみました。第3週お届け花材ですと、ユキヤナギをバイカウツギに変えて飾ってみてください。
飾る花材の種類をシンプルにすることで花材の特徴や些細な変化にも気が付きやすくなります。
お花や枝物だけを1種類だけシンプルに飾ることでもどんな空間にも合わせやすくなります。
◯花材が減ったらまとめて飾る
飾り始めて日にちが経つと、少しずつお花が痛んでいきます。
痛みが目立つ花材は、早めに取り除き、お手元に花材が少なくなってきたら小分けにして楽しんでた花材を1つの花瓶にまとめて飾るのがおすすめです。
お花が届いて20日を過ぎると、ポツポツとお花が痛んでいきますので痛んだ花材にいち早く気づくためにも1つの器にまとめるのがおすすめです。
1つの花瓶にまとめる際は、Day1の飾り方と同様、花材の個性を活かし、高低差を意識して飾ることで、お花同士が重ならず、各花材を最後まで変化を楽しむことができます。