緑の花がある暮らし。-3月お届けのお花のおすすめの飾り方-

おすすめの飾り方


 

3月にお届けしたお花の中でも特に注目していただきたいお花はカーネーションとアルストロメリア。
旬の時期の国産の花材の品質を楽しんでいただくため様々な表情が見えるようにデザインし束ねてお届けいたしました。
お花が届いた初日のおすすめの飾り方はそのままの状態で、お花の茎をハサミで1cmほど切り、高さ20cm程の大きさの花瓶に飾ると各花材の特徴がわかりやすい状態で飾ることができます。
届いたお花を飾り、よく観察し、どの向きを正面に飾ったら美しく見えるかを様々試していただくことでお花の魅力を体感することと同時にお花の飾り方も上達していきます。
束ねた状態で楽しまれた方は、F. [éf]のお花の定期便ではお花や葉物、枝物と個性豊かな花材を厳選しお届けしておりますので、それぞれ種類別にばらして花瓶に分けて飾っても楽しめますし、1つの花瓶まとめて飾るのもおすすめです。
どちらも飾る際は花材が重ならないように少しずつ茎の長さを変えて飾るのが綺麗に飾るコツです。
1つの花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の3ステップです。


おすすめの飾り方
①初めにアセビを花瓶に活けて土台を作ります。ナズナをアセビに絡めるよう、飛び出させるように花瓶に活けて、アウトラインを作ります。(アセビとアセビの間にナズナを挟むように交互に活けると綺麗な土台ができます。)
②①で作った土台の中にカーネーション、アルストロメリアを活けていきます。花材ごとにまとめるのがおすすめです。
③動きのあるユキヤナギを枝の流れを生かすように手前もしくは奥側に活けて、完成です。

 

 


素敵に飾るワンポイントは、カーネーション、ナズナ、ユキヤナギを飛び出させるように飾るところです。
全てが同じ高さにならないように、お花1つ分ほど長さを変えて活けましょう。
上記の写真のように、高低差をつけることで花材同士の間に空間ができ、花材の特徴、魅力をより感じやすくなります。
また、飛び出させるように活けることで春の生命力、躍動感も表現することができます。
3月のメイン花材を活ける際は右側にカーネーション、左側にアルストロメリアと各花材ごとにまとめて飾ることでお手軽に素敵に飾ることができます。書く花材を飾る際は、上記写真のように三角形をイメージして活けると様々な表情を見ることができるように飾ることができます。

お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合いお花が美しく見えるようにぜひお花との暮らしをお楽しみください。