緑の花がある暮らし。-12月フレッシュスワッグの作り方-

フレッシュスワッグの作り方

 

今月お届けした花材は花瓶に飾っても、スワッグ、リースなど様々な方法でお楽しみいただけます。
F. [éf]では、生花としてお楽しみいただいた後は、ドライスワッグとしての楽しみ方をオススメしてまいりましたが、今月はみずみずしい状態で作るフレッシュスワッグの作り方をご紹介いたします。

フレッシュリースの作り方はドライスワッグの作り方と似ておりますが、大きく異なる点は、使用する花材がスワッグにした後もフレッシュな状態で長くお楽しみいただけるところです。
そのためにはまずは、フレッシュリースでも楽しめる花材を選びます。
今月お届けした花材では下記の花材がおすすめです。
他には、ユーカリやネイティブフラワー全般、バラの実やサンキライ、秋色アジサイなどがおすすめです。


〈使用花材〉
コニファー・リューカデンドロン ・スキミヤ・松かさ

花材をシンプルにしてコニファーだけのフレッシュスワッグもとてもおすすめです。 
早速作り方をご紹介いたします。 


①みずみずしい状態のコニファーでスワッグの土台を作る

コニファーだけでも飾れるような形を意識し、スワッグの土台を作ります。
右利きの方は左手で花束を持つイメージで茎を握りながら写真のように上向きにコニファーを重ねていきます。
左利きの方は、反対に右手でコニファーを握ります。
コニファーを握りながら都度逆さまにして完成の光景をイメージしながらコニファーを重ねていきます。

 

②土台の上に花材を重ねて、茎元を紐で縛る

 コニファーで作った土台の空いた箇所を埋めるように残りの花材を重ねていきまます。
花材同士が重ならないようにお花一つ分ずつすらして重ねていくとバランスよくフレッシュスワッグが仕上がります。
写真では、10月にお届けした、リューカデンドロンとブロニアとユーカリを12月の花材と合わせて作りました。

花材を重ね終えたら束ねている茎元を麻紐や、お届けした際にラッピングに使用しておりました革紐などできつく縛ります。

  

③逆さまに吊るして完成

 

ドライスワッグの場合、綺麗なドライフラワーにするために風通しの良い場所に吊るすことをおすすめするのですが、フレッシュスワッグの場合はコニファーの爽やかな冬の香りが楽しめるため、身近なお好きな場所に飾ることをおすすめします。
フレッシュスワッグは、2週間ほどの時間をかけてゆっくりドライフワッグへと変化していきます。
香りはドライになっていくにつれて薄れていきますが、質感の変化や飾られる場所に合わせて形状も変化を見て楽しめます。

フレッシュスワッグを楽しめるのは1年でも時期が限られています。
初夏などにアジサイなどでもフレッシュスワッグやリースとして親しまれておりますが、香りまで楽しめるのは1年でも冬のこの時期だけです。
ぜひフレッシュスワッグを作ってクリスマスや年の瀬をお楽しみくださいませ。