緑の花がある暮らし。-12月第3週お届けの花材紹介-

今月お届けのお花

 

 

アマリリス〈品種名:クリスマスギフト〉

クリスマスの時期を彩るアマリリス。小さな蕾から大輪のお花を咲かせます。
花びらは、触れるとみずみずしく、ビロードのような独特な質感のお花です。
アマリリスは蕾が4つほど付いていますが、一つずつ開花していき、4つ全ての蕾が咲きます。
アマリリスは球根でお花の咲かせます。「マジックアマリリス」という別名もあるようにお水や土に植えずに球根の状態からお花を咲かせます。
そのため、切り花のアマリリスもお水に付けない状態でも数日はみずみずしい状態で楽しめます。
満開のお花など1輪詰んで置き花などでテーブルなどに飾るのもアマリリスの楽しみ方の一つ。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、約1週間〜2週間程。
涼しい場所に飾り、切り花栄養剤を使用した場合より長く綺麗な状態でお楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉

・アマリリスの茎はとても裂けやすい特性を持っております。そのため、茎の先端に輪ゴムで縛りお届けしております。輪ゴムを外して飾ると写真のように徐々に茎が裂けてしまうためご注意ください。
・お手入れ方法は、お水替えの際に輪ゴムを1cm程ずらしてから茎をハサミで切るようにしてください。
・アマリリスは咲き進むに連れ、お花の重さに茎が耐えられず茎が折れてしまうことがあります。
その際は、折れてしまった箇所をハサミで切り短くして飾ってお楽しみください。
・アマリリスは花瓶のお水を汚しやすいお花です。2〜3日に1度の頻度でお水替えをしてください。濁ったお水で飾り続けると茎の腐敗が進んでいきお花が痛んでいきます。
・お水替えの際に茎を1cm程ハサミで切ると綺麗に咲きやすくなります。その際茎の先端についた輪ゴムをずらしながら先端を切ると割けずに飾れます。
・花びらに茶色いシミが発生した場合、出来るだけ早くお花の根元から取り除いてあげましょう。

 

 

 

 

スキミヤ

冬の時期のグリーンの花材としてどの花材とも相性抜群なスキミヤ。
お花のように見える小さい粒の一つ一つは蕾です。
切り花の状態では、なかなか開花しにくいのですが、ガーデニングなどの鉢物では2ヶ月ほどじっくりと時間をかけ咲いていきます。
とても日持ちがよくドライフラワーとしても綺麗な状態で楽しめます。
フレッシュな状態でお花を鑑賞する期間の目安は、約2週間〜3週間程お楽しみいただけます。

 

〈お手入れ方法〉
・お水の汚れに弱いため、2〜3日に1度の頻度でお水替えをしてください。
・お水替えの際に茎を1cm程ハサミで切るまたは、茎の断面を半分に割ると水々しい状態を保てます。
・蕾を触れてポロポロと落ちてしまう場合は、フレッシュな状態でお楽しみいただける限界になるため、ドライフラワーにしてお楽しみください。 

 

 

  リューカデンドロン  〈品種名:ジェイドパール〉

南アフリカ原産のネイティブフラワーの仲間のリューカデンドロン 。
お花の質感も硬く、お手軽に綺麗なドライフラワーになります。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約2週間〜3週間程、ドライフラワーとしても半年から1年ほどお楽しみいただけます。


〈お手入れ方法〉
・比較的丈夫なお花なのでお水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。

 

 

 

コニファー〈品種名:ヒムロスギ・ブルーアイス〉

冬の香りが漂う枝物、コニファー。
コニファーは針葉樹の総称で、今月お届けのコニファーはヒムロスギとブルーアイス。
深い緑色のコニファーがヒムロスギ、淡い緑色のコニファーがブルーアイスです。
ヒムロスギは質感からクリスマスを彷彿とさせてくれます。
深い緑は冬に出回るどのお花との相性がよく、とても合わせやすい枝物です。
ブルーアイスの特徴は、枝の形状と何と言っても香り。
雪の結晶のような繊細な形状に清涼感のある香りがします。
ブルーアイスとヒムロスギを飾ると森にいるようなそんな気分になります。

 

 

〈お手入れ方法〉
・とても長く楽しめる花材なので特別なお手入れは必要ありません。
・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や葉は取り除きましょう。
・葉に触れてパリパリとする場合は、乾燥しているため、茎の切り戻しや霧吹きをすることでみずみずしさが戻ることがあります。

 

 

 松かさ

 松のお花の後にできる、種の松かさ。
馴染みのある松かさですが、生花店で取り扱う松かさは実は、公園などで見かける松かさとは大きく異なります。
生花店で並ぶ松かさは、夏の終わりに木の上で緑色の膨らんだ松かさを収穫し長い期間かけて天日干しをし乾燥させていきます。
乾燥中に雨などが降ると品質に影響が出てしまう意外とデリケートな花材とも言われています。
その手間をかけることにより綺麗な形に開き、形、発色共に綺麗な松かさが出来上がります。
何気ない、松かさの一つに職人の技が込められいる花材の一つです。

 

〈お手入れ方法〉
・完全に乾燥した状態でお届けしておりますのでしばらく変わらずそのままの状態でお楽しみいただけます。
・黒く変色した場合は、カビなどが付着していることが考えられるためその場合は、他の松かさにも移ってしまうことがありますので破棄してください。

 

今月のお花はどれも長くお楽しみいただける花材です。
様々な楽しみ方ができます。
花材のお手入れ方法等でご不明な点がございましたら何なりとお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。