緑の花がある暮らし。-12月お届けのお花のおすすめの飾り方-
おすすめの飾り方
お花が届いた初日は高さ20cm程の大きさの花瓶に飾るとバランスよく飾ることができます。
届いたお花をよく観察し、どの向きに飾ったら美しく見えるかをイメージします。
お花や葉物、枝物と個性豊かな花材を厳選しお届けしておりますので、それぞれ種類別に花瓶に分けて飾っても楽しめますし、1つの花瓶に飾る際は花材が重ならないように少しずつ茎の長さを変えて飾るのがおすすめです。
1つの花瓶に飾る際の飾り方のポイントは次の4ステップです。
おすすめの飾り方
①初めにコニファーとスキミヤを花瓶に活けて全体のアウトラインを作ります。ヒムロスギとブルーアイスをざっくりと対角に活けるのがおすすめです。
②枝物に絡めるようにアマリリスを中心に活けていきます。
③残りの花材で正面から見た際に空いた箇所を埋めるように活けていきます。
④最後に松かさを活けたい箇所に刺して完成です。
素敵に飾るワンポイントは、ヒムロスギを手前と対角の奥側に活けることです。空いた箇所にスキミヤを活けましょう。
ヒムロスギを活けた後にブルーアイスをヒムロスギに絡めるように花瓶に活けることで立体的を出すことができます。
上記の写真では、中心にアマリリスを活け、右側にリューカデンドロンと松かさをまとめて配置しています。
写真の飾り方のお花を花瓶に飾る順番は、「コニファー」→「スキミヤ」→「アマリリス」→「リューカデンドロン 」→「松かさ」の順に活けてみました。
お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合いお花が美しく見えるようにぜひお花との暮らしをお楽しみください。
お花を長持ちさせるONE POINT
今月お届けした花材でお手入れが必要なのはアマリリスです。
他の花材は日持ちが長い花材なので特別なお手入れ方法は必要ありません。
アマリリスは咲き進むとお花の自重に耐えられず花の根元から折れてしまうことがあります。
その状態で飾り続けると茎までも折れてしまうことがあるため早めにお花の根元から取り除いてあげましょう。
折れたお花はコニファーや松かさと一緒に飾ることで最後まで楽しめます。
アマリリスはお水についていなくても丈夫なお花なので、写真の状態で半日ほどお楽しみいただけます。
お花の飾り方やお手入れ方法は、初めのうちは難しいものに感じることもあるかと思います。
ですがお花も生き物であり、絶対という決まりや方法はありません。
お届けしたお花と寄り添い、少しずつお花を理解していく、そんなきっかけとなっていただけたら幸いです。
F. [éf]の緑の花の定期便を通して「お花と過ごす時間」が普段の時間より少しでも豊かなものになりますように。