緑の花がある暮らし。-10月お届けの花材紹介-

今月お届けのお花

バラ〈品種名:エクレール〉

秋に旬を迎えるバラ。バラの中でも珍しい花びらが透き通るような独特な質感の淡い緑色のバラ。
咲き進むとお花の中心からシベが現れて可憐な印象になります。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約10日〜2週間程お楽しみいただけます。

〈お手入れ方法〉
・バラは花瓶のお水の汚れに弱いため、2〜3日に1度の頻度でお水替えをしてください。
・お水替えの際に茎を1cm程ハサミで切ると綺麗に咲きやすくなります。
・お花の栄養剤の効果が大きいお花なので栄養剤入りのお水で飾るとすべての蕾が咲き、長くお楽しみいただけます。
・花びらに茶色いシミが発生することがあります。シミは花びらが散る原因になりますので見かけたら出来るだけ早く取り除いてあげましょう。

 

  リューカデンドロン 〈品種名:ゴールドストライク〉

南アフリカ原産のネイティブフラワーの仲間のリューカデンドロン 。
お花の質感も硬く、お手軽に綺麗なドライフラワーになります。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約2週間〜3週間程、ドライフラワーとしても半年から1年ほどお楽しみいただけます。


〈お手入れ方法〉
・比較的丈夫なお花なのでお水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。

 

 

 リューカデンドロン 〈品種名:プルモサス〉

松かさのような見た目のリューカデンドロン の仲間。
飾っていると徐々にお花がほころびはじめ中から綿のようなシベが出てきます。
ドライフラワーとしてもそのままの状態でお楽しみいただけます。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約2週間〜3週間程、開花後はお水から出してドライフラワーとして飾っていただくと半年から1年程お楽しみいただけます。

〈お手入れ方法〉
・比較的丈夫なお花なのでお水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。
・咲いた後は湿度の高い場所に飾るとカビてしまう可能性があるため風通しの良い場所に飾ってください。

 

 バーゼリア〈品種名:ホワイト〉

 粒のようなお花をたくさんつける南アフリカ原産のネイティブフラワーの仲間。
お花や葉の形が特徴的で、粒のような箇所は実はお花の集合体。
徐々に粒の箇所がほころんでいきとても細かなお花をたくさん咲かせます。
ドライフラワーとしてもお手軽に綺麗にお楽しみいただけます。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜2週間程。お花が褐色に変色したら鑑賞期間終了の目安。開花後はお水から出してドライフラワーとしてもお楽しみください。

〈お手入れ方法〉
・比較的丈夫なお花なのでお水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。
・ドライフラワーにした際、お花に触れるとお花が散ることがあるので触る際は要注意してください。

 

 ユーカリ〈品種名:グニユーカリ〉 

シルバーグリーンの爽やかな香りのする枝物。
フレッシュな状態では香りが楽しめ、ドライフラワーとしても色が変わらずそのままの状態でお楽しみいただける飾りやすい花材。
ユーカリの清涼感のある香りには心を落ち着かせる鎮静作用や集中力を高める効果などがあると言われています。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約2週間〜3週間程お楽しみいただけます。

〈お手入れ方法〉
・お水替えのタイミングで茎を切る程度で長くお楽しみいただけます。
・枝の先端から傷んでくるため、フレッシュな状態で楽しむ場合は、先端の葉を触っていただきカサカサとした箇所をハサミで取り除くことでより長くフレッシュな状態でお楽しみいただきます。
・ドライフラワーにする場合は、みずみずしい段階で逆さまにして乾かすとより綺麗なドライフラワーになります。

 

  ユキヤナギ

 春先に白い可憐な小花をたくさんつける枝物、ユキヤナギ。
秋には、気温が下がり葉が紅葉していきます。
うねるような枝の形が花瓶に飾った際に動きを出してくれます。
フレッシュな状態でのお花を鑑賞期間の目安は、約1週間〜2週間程お楽しみいただけます。

〈お手入れ方法〉
・お水をたくさん吸う花材なのでお水はたっぷりと入れましょう。
・茎を切る際はとても硬いので、茎の断面にハサミを入れて割るように切れ込みを入れるとお水を吸い上げやすくなります。
・枝の先端から傷んでくるため、フレッシュな状態で楽しむ場合は、先端の葉を触っていただきカサカサとした箇所をハサミで取り除くことでより長くフレッシュな状態でお楽しみいただきます。
・紅葉した枝物は数日後に葉が散りはじめます。枝に触れて葉が落ちるような状態になりますと鑑賞期間は終了となります。

 

おすすめの飾り方

お花が届いた初日は高さ20cm程の大きさの花瓶に飾るとバランスよく飾ることができます。
届いたお花をよく観察し、どの向きに飾ったら美しく見えるかをイメージします。


おすすめの飾り方は、次の3ステップ。
①初めにユーカリとユキヤナギを初めに花瓶に活けて全体のアウトラインを作ります。
②1番目立たせたいお花を枝物に絡めるように活けていきます。
③残りの花材で正面から見た際に空いた箇所を埋めるように活けていきます。

素敵に飾るワンポイントは、同じ花材はまとめて同じ場所に配置するか、または対角線に配置することです。
上記の写真では、バラとリューカデンドロンはまとめて配置して、ユーカリとバーゼリアは対角線に配置しています。
お花の飾り方に正解はありません。難しく考えずお花と向き合いお花が美しく見えるようにぜひお花との暮らしをお楽しみください。