バラの実の魅力

Sincereのメイン花材の一つ、バラの実。

Sincereには実ものが大胆に2つ使われていて、どちらも赤系なので写真だとわかりにくいかもしれませんが、実の大きさが小さく赤がより濃いほうがバラの実です。

ローズヒップという名前を、紅茶などで聞いたことがある方も多いかもしれませんが、実はローズヒップとはバラの実のことなのです。

バラの実は、その名の通りバラ科の植物につく実のことで、最初は枝も実も黄緑色ですが、だんだんと色づいてきて、濃い赤の身に成熟していきます。
F. [éf]ではすでに赤く色づいた枝を使っていますが、またの機会に緑の枝を買って変化を楽しんでみるのも面白いかもしれません。

日本では実は華道でもよく用いられる花材で、実のつき方や枝ぶりが可愛らしくありながら力強く大胆なため、華道の作品の中で非常に存在感を放ちます。
F. [éf]のFounderはフラワーデザインだけでなく華道にも長らく励んでいるため、そういった意味でも思い入れのある花材です。

秋や冬は花が実に変わって春を待つ季節。その期間でしか味わえない実ものの魅力を、ぜひ体験してみてください。